雑誌
7月17日(水)晴
お店のマガジンラックには、定期的に雑誌を切り替えて置いています。最近少し古くなっていて気になっていました。今日あらたに2冊補充しましたので、週末からの寛ぎのひとときにどうぞ。
雑誌はできれば毎月あらたなものに切り替えたいと思っています。しかし、何でもいいわけではなく、自分の感性でこれがカフェハンズのテイストに合うというものをチョイスしています。
最近は出版不況といわれて久しいですが、そのあおりで本屋さんが減少しています。なので、見て買うというのが今まで以上に難しくなっています。今日は横浜そごうに行く必要があったため、紀伊国屋で選びながら2冊買いました。しかし、本当に欲しいと思える雑誌はなかったというのが正直なところです。
私の感性が特殊なのかわかりませんが、バブル期を経験した人間からすると夢があったり、憧れたりするわくわくする楽しい読み物が少なくなったように感じます。
出版不況はネットショップの台頭で、書店で買わなくなったり、中古の本を格安で買えたり、電子書籍となったり、様々な変化が要因だと思います。しかし、うけることを狙ってか同じような本ばかりが出版されているようにも感じ、本当に欲しいものが無いと個人的には思っています。しかし、本屋さんで見て買いたいと思う人は少なくないと思いますので頑張って欲しいと切に願います。
POSデータやビッグデータの解析などで多くのニーズを正確にしかもタイムリーにとることが可能な時代となりました。しかし、データはあくまで過去のものの蓄積に過ぎません。本当のニーズは消費者の知らないところに多く存在していると思います。
マーケティングの仕事をしていたときに上司から「ニーズは追うな。ニーズはつくれ。」と言われたことがあります。本当に欲しいものはまだ消費者が知らないものであることが少なくありません。今世界で普及しているスマホもそんなもののひとつ。偉大なイノベーションは過去になかったものから起こるのだと思います。雑誌を買いに行ってそんなことを感じた定休日でした。
明日もお休みいただきます。よろしくお願いいたします。