3月13日(水)晴
今日は来週の第三水曜営業の振替休業日。所用で三浦へ。帰ってから日経電子版を読むと、コカ・コーラのマーケティング手法がのっていたので読み進めました。昔からコカ・コーラは、マーケティングが上手な企業の代表で、斬新な切り口で消費者にリーチするマーケティング戦略をとっていて参考になるものも多くありました。
今回は、コカ・コーラゼロの販促プロモーションについて。コカ・コーラゼロは、消費者認知度が高いわりに購入頻度が少なく、味のネガティブな印象を払拭するのが課題だったようです。少し前に、韓国の人気グループのニュージーンズのCMで、ショーケースから選んで一本のコカ・コーラをとるシーンがありました。何のことかよくわからなかったのですが、同じショーケースを設置した1万本のコカ・コーラゼロを選べる店舗が期間限定(2月6日から18日)でオープンしていたようです。そこでは、1万通りのプロフィールをもった商品を見て、自分と相性のよい1本を持ち帰ることで、愛着を持ってもらいSNSなどで拡散してもらうことで感度の高いプロモーションとなることを目的としているようです。
昭和世代にはあまりそのプロモーションの効果は伝わってこないですが、Z世代やもっと若いα世代にはそこそこ話題になり、うまくリーチできたようです。
コカ・コーラのブランド戦略にも触れていましたが、コカ・コーラが大事にしていることが2つあるようです。その2つは、いつの時代も変わらない「タイムレス」とその時代にあうようにような「タイムリー」。自身の強みをより強くすると同時に、その時代にあった対応をしなければ消費者離れを起こし、忘れ去られたブランドになってしまう危険がどの企業にもあります。この2つはどの企業、小さな個人店にも共通することだと思います。心して営業していきたいと思います。
2024-03-13 18:07