ロス
3月14日(水)晴
昨日は気が付けば寝ていて日記が書けませんでした。
昨日日記を書こうとしたとき、ガイアの夜明け(テレビ東京)で食品ロスのことが放映されていたのでつい見てしまいました。そして起きたときは明け方。
多くの飲食店が、食品ロスの問題に頭を悩ませています。予約の無断キャンセルは大きな問題と思いますが、日々のロス、天候不順や行事などの人の流れによる見込み違いなど、売り切れをさせず完売というのはほぼ無理なことと思っています。
ロスには2つのロスがあります。ひとつは、食材があまるロス。そしてもうひとつがチャンスロス。お客様がオーダーをしたいのに売り切れでお断りする機会損失。
商売を長く続けていくためには、後者はなくすべきだと思っています。せかっく行ったのに断られれば、二度と行かないか、この時間ならきっとないのでやはり行かないという結果になり顧客を失うことに匹敵するからです。
カフェハンズもチャンスロスを極力なくすため、曜日ごとのランチの数、毎週来てくださる方の動向など日々データを積み上げて精度を上げるようにしています。その上で、売り切れないようプラスアルファを仕込みます。
そうして残れば私たち夫婦で捨てることなく完食します。ときには何日も同じものを食べることもありますが、捨てることは絶対にありません。お客様が残すケースはごく稀にあります。毎週1品しかないランチのリピーターの方は、基本好き嫌いがない方ですので、残す方はほとんどいらっしゃいません。そういう意味では、カフェハンズのランチは食品ロスがほとんどないことになります。
飽食の時代といわれて久しいですが、食べ物は粗末にしてはならないと思っていますし、おいしく完食していただけるようなメニューをこれからも提供できるよう頑張りたいと思います。