コンビ二コーヒー
2月19日(月)晴
よくこんな質問をいただきます。「コンビ二コーヒーの影響ありますよね」
コンビ二の淹れたてコーヒーが100円で販売するというニュースを聞いたとき、どうなるのだろうと思っていました。しかし、自分たちがやってきたことをブレずにやることしかないと思い日々営業してきました。
店内のコーヒーの杯数や豆売りの販売量など影響は全くありませんでした。むしろ、缶コーヒーからレギュラーコーヒーにシフトした人が多かったようで、さらにこだわったコーヒーを求めて専門店を訪れる方が増えたようにも思います。
コンビ二コーヒーの生命線はやはりあのマシン。ボタンをおしてから数十秒で挽きたてのコーヒーができるのだから凄いことです。
会社員のころ一時、自動販売機のレギュラーコーヒーの開発をしていたことがあります。機械メーカーの工場でその機構を直に見ながら説明を受け、そのノウハウが長年の蓄積によるものということを学びました。
高速道路のカップ自販機は30秒で挽いて淹れるという壁を克服することが至上命題で、時間短縮が売上に直結するのだから技術者は大変だったと思います。もちろん味の妥協は許されません。そのノウハウがコンビ二コーヒーに生かされていて、飲んだとき、その頃の開発のことを思い出しました。
世の中には様々なものが進歩しながら競争して市場が成熟していきます。もちろんコーヒーも例外ではありません。しかし、かわらない大事なものもありますので、自分たちの強みを生かしこれからも営業していきたいと思います。明日も頑張ります。