俯瞰
6月6日(火)曇
日々日経電子版を拝読していますが、会社更生法などの記事がまた少しずつ増えてきていると感じます。一時的に、ゼロゼロ融資で持ちこたえていた企業も、返済がはじまると事業が好転していなければ会社を畳むことになります。
順風が吹く業界もあれば逆風にさらされる業界もあり、それぞれに置かれている立場が異なるので、会社を畳む状況は千差万別。しかし、共通していると感じるものがあります。それは、その会社の存続する必要性があるかどうか。
ほとんどのケースでは、自社だけが良くて利害関係者にメリットがないことが多いように思います。つまり独りよがりの事業運営となっていること。何かものを買ったり、サービスを受けたりする場合、自分にメリットがなければ利用はしないのは当たり前のことです。消費者がそうなっていて離れていることに気付かないでいれば、自ずと事業は下り坂を転げることになります。気が付くのが遅ければ手遅れになります。
カフェハンズは小さな事業体ですが、同じ状況にさらされていると考えています。忙しい時でも、少し立ち止まって俯瞰するよう心がけています。ランチなどは、お客様がお座りいただけないくらいのときもありますが、そんなときにも、喜ばれているか、もっと喜んでいただくためにはと考えるようにしています。もちろんコーヒーも同様です。
今日のランチは途中つぶやくことができず、最後のお客様で完売となるありがたい展開となりました。明日もしっかり準備して臨みたいと思います。
2023-06-06 18:14