一等地
1月28日(土)晴
突然ですが、一等地というと何を思い浮かべますか?銀座。駅前。繁華街。など。それらは文字通り一等地だと思います。しかし、今でこそ銀座は超がつく一等地ですが、今まさに大河で話題の徳川家康の時代より以前は何もない、どちらかというと敬遠される場所だったようです。豊臣秀吉に命じられ、北条氏討伐と江戸の領地を与えられ、手をかけて徐々に江戸を日本の中心にしていったことで今の東京の繁栄があるように思います。
バッハの創業者であり私の師匠でもある田口さんがよく言っていました「場所に頼る営業はダメ。今の一等地は、だれかがつくったもの。そこでその恩恵にあずかるのなら大枚を払わなければならない。一等地は自分でつくるもの。」その教えをもとに、これまで営業してきました。
駅前や繁華街ほどの集客とまではいきませんが、おかげさまで少しずつカフェハンズを知る方が増え、最近ではランチが完売する日も少なくありません。そして今日はウィークエンドスイーツも完売となりました。本当にありがたいことだと思っています。
そういう意味で私たちにとってはこの場所が一等地だと思っています。この場所は、一般的にはマイナーロケーションのため当然大企業が運営するチェーン店は参入することはまず考えられません。この営業スタイルはよく日記に登場するランチェスターの弱者の兵法にマッチしています。これからも奇をてらわず、おごらず、地道にお客様に喜んでいただけるよう日々頑張りたいと思います。
2023-01-28 20:34