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独立性と息に長いビジネス

10月22日(木)曇

コロナ禍において、今年は多くの買収と業務提携がありました。記憶に新しいのは、ヤフーのアスクル、ZOZOの業務提携、LINEの出前館子会社化など。一見するとスケールメリットからウインウインの関係に思われましたが、結果はその3社とも創業者を退任というかたちで失うこととなりました。事業を大きくした創業者ゆえ、我が子を失うような感覚だったのではないかと涙の退任会見を見て思います。

企業が大きくなればそれだけ守るものも大きくなり、いいときばかりではないことを考えると大資本と組むのは理にかなっていることに思われます。しかし、出資する企業も慈善事業ではないので、ピンチを救ってくれるだけとは限りません。

会社員時代に、ある世界企業の買収に関わる機会がありました。買収や業務提携の基本合意のときにはニュースになりますが、実際はそのあとにデューデリ(ジェンス)といわれる資産などの査定が行われ、実際の買収金額よりはるかに少ない支払となり、結果弱体化して買収された企業に乗っ取られるということが多いようです。とくに日本企業はその交渉が下手なようです。島国ゆえ表面的なことを鵜呑みにする傾向があるからだそうです。

現代社会は流行り廃りのサイクルが早く、一気に大きくなっても長く続くかは困難な時代。一方若い人の発想で、新しい世の中に役立つビジネスが多く輩出されていて活力も感じられます。しかし、それらを資金力のある大企業が束ねていくのは疑問を感じます。独立性を担保しつつ、息の長いビジネスが多くなってほしいものです。


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