苦味と学習
11月17日(土)晴
人間にとって苦味は、毒物などから身を守るという本能により、口にしないものとして認識されているようです。それなので、子供の頃は、苦いコーヒーは全く好まない飲み物です。しかし、飲み続けることで慣れ、香りなども含め好ましいと思うようになる。とされてきました。
また、歳をとることで味蕾(みらい)が少なくなり感じにくくなるという説もあるようです。
アメリカの大学の研究チームによると、コーヒーの苦味とカフェインの覚醒作用の関係から、コーヒーの苦味=エネルギーという認識を身体がもつことで、好んで飲むようになるというように説明されているようです。
いい香りでリラックスできるというのも、その学習効果のひとつなのかもしれません。不思議な飲み物コーヒー。明日もしっかり焙煎してたのしんでいただけるよう頑張ります。