産地と焙煎度
7月4日(木)曇
日本人の主食はお米。最近は様々なブランド米が出ていてたのしませていただいています。基本的にはこしひかり系のお米が好みなので、スーパーのチラシを見つつどこかの産地のこしひかりを購入しています。
お米は、好みで指定の銘柄を買う方も少なくないと思います。コーヒーもやはり同じ傾向があります。
「ブラジルはどんな味?」というような質問をいただきますが、日本の米はどんな味というと、銘柄にや産地によって異なるのと同じで、コーヒーも品種や産地、精製法で異なるのと同じで、国の単位でひとことで答えるのは困難です。
最近多くいただく質問に「ケニアって深煎でおいしいと思っていたけど、浅煎のお店も出てきたようですね。私はなじまないですね。」というものがあります。コーヒーは嗜好品ですので、煎り方は焙煎士の考えで表現するのもありかと思います。きちんとした技術と味覚をもって表現していればいいと思いますが、流行の浅煎りで焙煎しているお店も少なくないようです。
話題のお店の豆をお客様からいただくこともありますが、私たちの認識とは違う焙煎度のものもあります。試飲して残念なことも少なくありません。それをはじめて飲んだ方は、その国の豆は買わなくなってしまったり、場合によってはコーヒーが嫌いになってしまうケースもあるかもしれません。そうならないようバッハで勉強した基本をしっかり使い、おいしいと思っていただけるコーヒーを提供していきたいと思います。
話は変わって、今週の土曜日はまたウィークエンドスイーツ企画です。前回と同じく雨の予報ですが、いつも通りの数を仕入れお客様をお待ちしたいと思います。詳細は明日の日記で。よかったらご賞味ください。