品質の高さで定評のあるタラス地区のパルプドナチュラル。その中でも、研究熱心なグレース農園。精製法を変えることで、様々な味覚をつくりだしています。
今注目されている豆のひとつです。
パルプドナチュラル製法はブラジルで開発されたウェットプロセスのひとつ。収穫後のコーヒーチェリーを果肉除去し、パーチメントコーヒーにしてから乾燥を行ないます。ミューシレージ(粘液性の糖質)が付いたまま乾燥させます。
ウォッシュドとの違いは使用水量が少ないことやミューシレージを除去する際に出る汚水のリスクを無くせる等環境に優しく、また品質の面でも糖質により甘味が増すといわれて注目されてきています。
中煎寄りの中深煎で仕上げ、上質な苦味の中に、カラメルを思わせる香味を引き出しています。
<中深煎:100g>
<粉でお買い求めいただく場合、挽き方が選べます。>
細挽き:水出し、中細挽き:ペーパードリップ、コーヒーメーカー、中挽き:サイホン、ネル、粗挽き:コーヒープレス
パルプドナチュラル(Pulped Natural)はコーヒーの実をパルパーという機械にかけ、皮とパルプ質を剥いだのち、そのまま乾燥工程に入るものです。
ミューシレ―ジは傷みやすいですが、通常のウォッシュドよりも甘味のある豆になる傾向があります。中米では、ミューシレ―ジをミエル、また蜂蜜(ハニー)のこともミエルと呼ぶので、パルプドナチュラルのことをハニーコーヒーと呼ぶ人もいます。ただ、ウォッシュドやナチュラルに比べると、パルプドナチュラルはあまり流通していません。
さらにミューシレ―ジを100%残したまま乾燥させる方法、ある程度機械でミューシレ―ジを取り除いて乾燥させる方法もあり、それぞれレッドハニーコーヒー、イエローハニーコーヒーなどと名付けられることもあります。
<ミューシレージ付き生豆>