商標
5月19日(土)晴
以前の日記で書きましたが、カフェハンズは登録商標です。10年が過ぎると更新手続きが必要となります。
最初商標登録する際、ハンドピック、ハンドドリップなど、どうしてもハンズという言葉を店名にしたかったので、商標登録するため弁理士さんを探しました。とはいえ、知り合いもいませんのでネットで探しました。
その中で、ホームページは素朴でしたが、「自分の勤め人時代の経験から弱者の力になりたいので、弁理士として独立した」という旨の説明があった弁理士事務所にたどり着き、相談することにしました。それが今もお付き合いいただいている弁理士さんです。
脱サラしたばかりの個人事業主にも親身になって接してくださいました。そしてカフェとハンズの間にスペースを入れず、アルファベット表記をHANDSではなく、HANZという造語にすれば商標が通る可能性が高いことを教えていただき登録させていただきました。
商標登録をする際、一旦登録された商標が公開され、関連する商標保持者の異議申し立てを一定期間受け付けることになっています。案の定、某DIY企業から異議申し立てがありましたが、最終的に却下され数ヵ月後に正式に登録が承認されました。
そして初めのころはどうなるかわからなかったことと費用の問題で5年ずつの分納を選択しました。最初の5年の更新時は資金の目処がぎりぎりまで立たず、いよいよ手放さなければならないかと思っていると、今だからお話しできますが、サマージャンボの特別賞10万円が当たり、残り1週間のところで手続きが完了しました。そして今回、さらに10年更新の手続きを先ほど弁理士さんに依頼しました。
商標はとても大事なものです。もし持っていないで営業していると、あるとき、看板を下ろすよう指示されたり、莫大な使用料を課せられたり、通常の商いができなくなることも出てきます。なので費用は多少かかりますが、大事に守っていきたいと思っています。