スペシャリテ
3月23日(木)晴
スペシャリテという言葉があります。レストランや菓子店など、その店の看板メニューを差す言葉です。
今週のウィークエンドスイーツ企画は、パリに本店をもつ名店ペルティエのスペシャリテ「プランセス」が登場します。
パティシエやショコラティエが質の高い菓子をつくるための意見交換の場として設立された「ルセ・デセール」の初代協会長のルシアンペルティエ。フランス菓子の巨匠としてその存在は絶大なものだそうです。
そのペルティエが本店のスペシャリテとして開発したといわれるプランセス。シンプルなため、職人の力量が問われるスイーツと言われています。低温で火を入れるその火加減が出来上がりを左右するそうで、それを紹介いただいた常連さん曰く、「このスイーツをつくれるのはそう多くないですよ。この辺りではウィークエンドさんくらいなんじゃないかな。」と。
私たちも試作をいただきましたが、シンプルながらその佇まいと味わいは他にないユニークなものと思いました。今回は深煎りの専用ブレンドをあわせたいと思います。よろしければ、この週末、ご賞味いただければと思っています。